突然認識しなくなって「新しいUSBハードディスクを検出しました。登録を行いますか?」 と表示されるようになったHD-EB20TW。買ったのは2年前くらい。
ほんの数時間前まで認識していたのに特に異音もなく読み込めなくなったので、論理エラーではなかろうかと見当をつけ色々調べてみる。
REGZAでのフォーマットはXFSという形式で、LinuxやFreeBSDで普通にマウントできる模様。
さすがにサーバーに接続したくはなかったので、VMPlayerでKnnopixを動かしてマウントしてみることにした。
※Hyper-V上にインストールした環境ではUSBドライブを直接マウントできなかったので…
まず、VMPlayerがHyper-Vと競合して起動できないため、Hyper-Vを停止して再起動する。管理者権限のコマンドラインから以下を実行。
> bcdedit /set hypervisorlaunchtype off > shutdown /r
再起動したらVMPlayerで適当に仮想マシンを作成してKnoppixをDVDから起動。 terminalを開いてデバイス名を確認する。
# fdisk -l
/dev/sdb1が該当するデバイスということが分かったので、それを基にチェックしてみる。
# xfs_check /dev/sdb1 /usr/sbin/xfs_check: 31 行: 3047 強制終了 xfs_db$DBOPTS -F -i -p xfs_check -c "check$OPTS" $1 # xfs_check /dev/sdb xfs_check: /dev/sdb is not a valid XFS filesystem (unexpected SB magic number 0x00000000) xfs_check: WARNING - filesystem uses v1 dirs, limited functionality provided. xfs_check: read failed: 無効な引数です cache_node_purge: refcount was 1, not zero (node=0x80e0c98) xfs_check: cannot read root inode ( 22) bad superblock magic number 0, giving up # xfs_repair /dev/sdb Phase 1 - find and verify superblock... bad primary superblock - bad magic number !!! attempting to find secondary superblock... ...(略
2時間近く待っても終わらないのでCtrl+cで停止。
# mount /dev/sdb1 /mnt
試しにマウントしてみると問題なくマウントでき録画データ(M0000~.dtv)が見えたので、もしかするとそのまま行けるかもという事でREGZAに接続し直す。 一応REGZAの主電源を5秒押しで設定をリセットできるようなので、それもやっておく。
※電源ON状態から5秒ほど押し続けると電源が落ちて電源LEDが点滅する。その後TVが再起動する。録画予約は残る模様。
REGZAの電源を入れると無事認識。リセットのせいか、もう一台のHDDが接続解除されていたが、こちらは再登録だけで問題なく利用できた。
再生確認もできたので、Hyper-Vを再びONにして再起動。
> bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto > shutdown /r